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どんな設備があると楽なのか

工夫された住宅を選択しよう

まずは、手すりがあることにこだわってください。
多少足腰が弱っても、手すりがあると自分で行きたい場所に移動できます。
トイレや浴室に行く時も誰かの手を借りなければいけない時は、介護する人もされる人もストレスが溜まります。
また自分で歩くことで足腰が鍛えられ、これ以上悪くなることを避けるのが可能です。
よって手すりを使い、頑張って歩いてください。

さらに階段をなくし、平屋の住宅で暮らすのもおすすめです。
どうしても2階建てがいいなら、階段の段差を低くしましょう。
すると足を高く上げる必要がなく、足腰が弱っている高齢者でも移動しやすいです。
還暦を過ぎると身体にさまざまな不具合が生じることを想定し、それでも快適に暮らせる住宅を選びましょう。

車イスで生活を送る場合

病気が進行すると、車イスで生活を送るかもしれません。
しかし廊下の幅が狭いと車イスが通らず、生活を送るのが非常に不便です。
よって事前に、車イスを使うことになってもいいように広い廊下を用意しましょう。
またリビングや寝室も広めに確保し、家具の間隔を開けてください。
すると車イスで移動している時に、家具にぶつかるという事故を回避できます。

また多少の段差は、スロープにするのがおすすめです。
段差だと車イスで乗り越えるのは大変ですし、一旦下りて車イスを運んでから自分で段差を上がらなければいけないので手間が増えます。
工夫すれば車イス生活になっても便利に暮らせるので、今のうちにあったら便利な設備を考えてください。


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